イントロダクション
先行記事で語ったフラクタル構造は、この世を理解する上での重要な視点です。
本記事では、その視点を活かし、「本質」をつかむ方法に焦点を当てます。
本質とは、対象がもつ不可欠な特質であり、それを見極めることで核心を理解できます。
物事を本質的に理解することは、次の有効な考えや整理を生み出す土壌となります。
本質を見極めないままでは、対象の外周をうろつくだけで、有益な発想や整理は難しいものです。
本質をつかむことは、展開において大きな影響を与えます。
この記事では、ぼんやりと対象を眺めず、「本質をつかむぞ！」と意識する重要性に焦点を当てます。
RAS（複合活性化系）の働きにより、脳はフル回転を始め、細かなことに気を配る必要がなくなります。
脳が勝手に理解を進め、状況の本質に迅速にたどり着けるようになります。
本質を見極める力は、成功への鍵となるのです。
記事を通じて、本質の探求がどのように成功へと導くのかを探求していきましょう。
フラクタル構造の理解が必須
先ほどRASに任せておけば大丈夫ということを書きましたが、おそらくまだあなたにはRASを十分に活用することは難しいだろうと思います。
その理由は主に二つあります。
（1）RASというものについて不慣れであり、それに対する信頼感がまだ十分に形成されていない。
（2）世の中の基本的な構造である「フラクタル構造」について知識が十分ではない。
主にこの二点です。そして、
（1）については、書籍やネットでその知識を繰り返し学んでいくことで、十分習得可能です。
（2）についても同様に書籍やネットの情報でも学ぶこともできますが、記事の末尾に参考になる教材を挙げておきます。
ポイントは、フラクタル構造についての理解を前提としてRASをうまく機能させることです。
それによりものごとの本質を容易につかみだすことができるようになり、結果としてあなたの人生を大きく好転させていく方略を得ることにつながるのです。
結局シンプルイズベスト
ちょっと先ほどまでの説明と矛盾したように感じられる方もおられるかもしれませんが、結局、シンプルな方略こそが有効かつあなた自身にも取り扱いしやすいものとなるのです。
たとえいくら有効な手段であっても、それがすごく難しいものは誰にとっても手を出しづらいですし、かと言って、まったく効力を発揮しないことを繰り返していてもそれは時間の無駄というものです。
本質をつかんだうえでの方法は、実際シンプルですし、シンプルゆえにあなたにとっても取り扱やすく、そして感じの効力も十分発揮できるものとなるのです。
昔から「シンプルイズベスト」と言われてきたのには、このようにまっとうな理由付けがそこにはあり、単に楽だからとか、簡単だからということではないのです。
もちろんシンプルだけど効力が不十分なものも多数あり、それに騙されないようにすることも大切です。
シンプルかつ効力の確かな手順は、
フラクタル構造についてきちんと理解し、そのうえでRASをうまく機能させること
これに尽きます。
真実はいつも隠されている
これまで私もいろいろな書籍を読み学びを進めてきましたが、改めて思うのは、本当のことはいつもオブラートで包み隠されているということです。
多くの出来事やこの世の中の仕組みというものは、本当はシンプルなのにそのことが変に複雑な形でかつ中途半端にしか示されておらず、そのことが理解を困難かつ複雑にしていると感じています。
そのなかでも最も大事な知識の一つがこの記事でも扱っているフラクタル構造なのですが、これは極めてシンプルです。
ですが、この話を私自身、学生の間は知りませんでした。
またその後知った時もその本当の意味合いについては知らずに理解した気になっていました。
理解した気になっていたというのは、具体的には、テストがあればそこに答えを書きだすことができるという意味です。
でも本当はこれでは理解したことになりません。
知識を顕在意識レベルで知識として理解するだけではなく、潜在意識レベルに落とし込む必要があるのです。
これについては別記事「波動を整える」もご参照いただけるとありがたいです。
とにかく、テストで100点がとれてもそれだけでは足りないのです。
それは真実にたどり着くまでの通過点でしかないのです。
本当に必要なのは、本質をつかみその知識を潜在意識レベルに落とし込むことなのです。
